モーションブラー

フレームブレンド

フレームブレンドは前後のフレームを合成する機能です。AVIt1などで使えます。

欠点として、動作が大きいとその間の差分を補完してくれるわけではないので、重なる部分が薄くなりチラつきのように見えてしまいます。


モーションブラー

一方モーションブラーは擬似的に補完的な視覚効果を得ることができます。
AVISynth+MVTools(MFlowBlur)がいいでしょう。
スクリプト編集にはAvsP、動画出力にはAVIUtlを仕様するとかなり楽になります。

モーションブラーでは文字通りブラー（ぶれ）が掛かり自動的に前後のフレームから動きの差分を計算にしつつブラーを入れる部分を計算して合成し、出力しています。
これらはすべて自動計算されるので、どのくらいの数値で前後フレーム範囲を計算させるか、どれくらいブレを入れるのかを設定します。

設定などはフレームブランドとさほど変わらずに簡単に出来ます。しかし結果はかなり変わります。

少ないFPSでもぬるぬると動いているように見える、動きの情報を詰め込めるといったものです。

モーションブラーの欠点としては動画と設定によってブロックノイズのようなものがときおり出てきてしまうところです。
なので思ったような激しいブラーをかけることは出来ません。
ブレンドとブラーはカットによって使い分けるといいかもしれません。

もしくは併用するのが効果的な場面もあります。


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映像は最終的にビットレートや動画容量の制約を受けてます。人間が認識できるFPSに限界があるということを考えればモーションブラーのエフェクトをかけるというのは有効な手段です。

ブラーにしろブレンドにしろ元となる素材が高FPSで出力できなければ意味はありません。
MMDは高FPSで出力できます。

従来のやり方では、より効果的にするには背景と人物を別々に出力してブラーをかけ、後でまとめて合成するとキレイに仕上がるのですが、そのまま出力してもそれなりにできてしまいます。