コーデック考察

無圧縮 (24ビット)

■動画形式: AVI

簡単に言えば、24ビットカラーのBMP(画像形式)を30コマなどでつなげただけのようなものです。カラーフォーマットはRGBです。そのため、画質には全く劣化しません。

ただし、無圧縮なのでかなり大きいファイル容量を必要とします。そのため、長期の動画ファイル作成には不向きです。 編集が行いやすいのが特徴。


画質キレイ!でも容量が大きすぎるw
どうにかできないか…

えんこーど? こーでっく?

なにそれ…?

とりあえず出力できるのを使ってみる。



●MJPEG Compressor:MJPEG ( Motion JPEG )

■動画形式: AVI
■コーデック: 各社により様々なものがでている
■開発: Morgan Multimedia , Pegasus Imaging Corporation , MainConcept 等

各フレームごとの映像をJPEG(画像形式)に圧縮し、それを連続して変換していきます。圧縮率が高く、エンコードとデコードでの負荷が少ないことが特徴です。 主にDV(Digital Video)機器がこの方式を用いており、家電機とパソコンとの親和性が高いです。

コーデックは様々なものが存在しているため、主流となっているものがありません。様々なMJPEGコーデックを試してみるとおもしろいかもしれません。

画質は圧縮されるため劣化します。 動画編集に向いています。


2分で2GB! 軽くていい…が、画質が残念…

●YouTube


アップロード可能。
しかし画質の劣化が…ひどい。

●ニコニコ動画

アップロード不可?
アップロードができなかった。

*追記:ニコニコ動画やzoomeなどは、それぞれ投稿可能なフォーマットやファイルサイズに制限がある為、エンコードと呼ばれる処理を行うようです。

●つんでれこ? 次世代の動画圧縮といわれるH.264/AVC(H.264/MPEG-4 AVC)?←今ココ

気になる…

●AVI出力してから

基本的にこれをこのまま動画として投稿するのはよろしくないようです。
これに対してエンコードソフトである程度加工しなければいけない…(面倒だな…)

モーションブラーなど、そういったeffect処理を施さなければキレイに動画が出力できないことも判明。

ここらへんの話は今現在の知識とやる気ではとてもこなせないと思うのでもう少し時間を置いてからとりかかることに。
というかわからないことが多すぎる。

よく圧縮されたFLVやWMVファイルなどを見かけるが、ああいうものはこういったエンコード処理を上手くかけられているからなのかもしれません。
憶測ですが。

しばらくは静画でちまちまやってます。

こういった処理も一括してやってくれるソフトはないのかしら…

ありました。

つんでれこ。

まずこれさえあれば必要なツールを勝手にインストールしてくれます。
(ちょっと怖いですけど、何がインストールされるかわからないですし・・・)

がしがし勝手にインストールしてくれたり、がしがし設定に関して詰問してくれたり、リードしてくれます。こ…これがツンデレかぁ~いいなぁ…。

ツンデレの良さの片鱗を見た気がします。

何がなんだかわからないままリードされて気がつくとエンコードが終わっていました。

出来上がった動画を見てみると…


すっげーキレイに(・∀・)b
しかも11GBあったのが45MBにまで減っててこのクオリティ!

他の機能もあるようで…

■Youtube対応
Youtubeは、動画がどんな形式であれ、投稿するとサーバー上でエンコードされるので基本的に事前のエンコードは不要です。しかし、数GBを越えるaviなどでは、アップロードに非常に長い時間がかかります。そこで、多少画質は落ちることになりますが、事前に低圧縮率でエンコードしておくことによりアップロードにかかる時間を短縮する目的で、プリセットが用意されています。(つまり、アップロードにかかる時間を短縮する必要がないなら、つんでれんこでエンコードする必要はありません。)
ちなみに、Youtubeでは、投稿した動画の解像度によって上限のビットレートが決まります。高音質にしたい場合は、1280x720以上、最高画質にしたい場合は、1920x1080の動画を投稿する必要があります。(→ YouTube 用動画のエンコード: 詳細仕様)



動画の音声差し替え
動画ファイルと音声ファイル(wavのみ対応)の2つを一緒にドラッグ&ドロップすると、動画の音声を、音声ファイルの音声に差し替えます。(バージョン2.02より実装)。(音声を足し合わせたりはしないので、あらかじめ動画をに無音にする必要はありません。)
動画ファイルがmp4の場合、プリセットsを選ぶとエンコードが早く終わります。(バージョン2.43より)
連番動画を連結してエンコード
連番AVI(&音声ファイル(wavのみ対応))をフォルダに入れ、フォルダごとドラッグ&ドロップすると連番ファイルを連結して(&音声をつけて)エンコード(バージョン2.32より実装)
連続エンコード機能(連結機能ではない)
複数の動画を連続してエンコードさせることができます。質問スキップ機能と組み合わせることで威力を発揮します。睡眠中・外出中にエンコードを済ませたい場合に便利。
x264のオプションのカスタマイズ
低スペックPC向け設定や高スペックPC向け設定など。
総ビットレート上限や目的解像度などのカスタマイズ
ビットレートをぎりぎりまで攻めたい人向け。解像度の手動指定も可能(アスペクト比を修正する時に便利)。弄れる項目は以下のものがあります(バージョン2.57現在)。
  • 目標ビットレート上限
  • 自動リサイズの解像度
  • FPS変換
  • AACエンコーダ選択
  • AACエンコードプロファイル選択
  • 音声のサンプルレート
  • デコーダ選択
  • フルレンジ
  • カラーマトリクス
  • MP4の容量
  • 自動バージョンチェック
  • パス数設定
  • MP4出力先
  • 自動シャットダウン
画像と音声から自動で動画を作成する機能
画像(1枚)と音声(1個)を同時にドラッグ&ドロップ。歌ってみた動画を作る時に便利かも。
質問スキップ機能
事前に答えを設定すると質問をスキップ出来ます。いつも同じ設定でエンコードする人にとって便利かも。
Avisynthとの併用
AVSに対応しているので自作AVSを読み込めます。AVSを同じようにドラッグ&ドロップするだけです。